世にいわゆる「性格美人」という方は確かにいます。要は女性で見た目はそんなにキレイでもないけど、性格はすごく良い、という人です。失礼な物言いになってしまうのですが、基本的に見た目がキレイでない女性を褒める時によく使われる言葉だと思います。基本的に褒められて嬉しくない女性はいないと思いますが、個人的にこの言葉に思う所があるので、あえて一石を投じてみたいと思います。

周囲の人の話を聞いていると「美人は自分勝手」とか性格うんぬんで悪いイメージが蔓延っている印象がありますが、個人的に性格美人は案外、見た目もキレイな女性が多いように感じます。

私個人の認識ではあるんですけど、正確にはキレイな女性というのは2択だと思っています。性格が良いか悪いか、結構両極端だと思うのです。どういうことかと言いますと、キレイな女性というのは基本的に小さいころから男性にちやほやされるものですよね。そこからどう転ぶか、ということなんです。それによって調子に乗ってしまって性格が悪くなるか、もしくは気持ちに余裕が出て人に優しくなるか、というわけですね。これって存外間違ってないと思うんですよ。逆もまたしかりで、失礼な言い方ですがキレイでない女性もそうで、キレイじゃないからせめて人に優しくあろうとするか、ちやほやされないからひねくれて性格が悪くなるか、の2択なんじゃないかなと思うのです。これだけじゃないのは当然なんですけど個人的にはそう感じている、という話でした。こんなに見た目に左右されるのは、外見を重視する世間の在り方も関係しているのではないかと思います。日本人は異様に若さに執着しているような気がするのです。年齢・見た目に関係せず、その人らしい魅力は必ずあるはずなので、それぞれの良さを認め合える社会の風潮を作り上げていくことが大切なのではないかと思います。